庖丁の製造工程
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01 地抜き
まずは素材となる金属板からプレス機で、
庖丁のかたちに抜きます。
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02 矯正ロール
抜き加工時に生じた歪みをとるため、刃体をプレスローラーに通して均（なら）します
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03 焼き入れ
次に刃体を炉の中で1050℃で加熱します。その後-73℃以下に冷却する「サブゼロ処理」によって鋼材の組織が緻密に変化し、固い刃が出来上がります。
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04 硬度試験
焼き入れ、焼戻しの後に、
刃体の硬度試験を行います。
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05 研削
熱処理された刃体の周りを研磨用のベルトで研磨し、庖丁の形を整えていきます。熱が加わらないよう、水をかけながら徐々に行います。
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06 溶接
刀身とハンドルの口金部分をロボットによって溶接し、一体化させます。
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07 研磨
研磨作業は主に３工程に分けて行います。まずは溶接の接合部分続いて、ハンドル部分、最後に仕上げの研磨作業です。庖丁刀身の表面のキズをならし、表面をきれいに仕上げていきます。
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08 名入れ
出来上がった刀身には、コンピューター制御のレーザーによって銘をいれます。
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09 刃付け
熟練職人の手作業により、一本一本刃をつけていく作業です。庖丁造りの工程の中でも一番「肝」となる繊細な作業となります。機械を使わず全て職人の手作業でやることにこだわっています。
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10 曲がり取り
一本一本人の目で刃先をチェックしてます。最適な刃の角度にするため、歪みや曲がりがあれば矯正します。
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11 検品
最後、完成品に傷や汚れ等がないか確認し、
一つずつ人の手で袋詰めされます。